3/14伊庭内湖釣行記の続きです。
前編は
こちら。
ゲスからの入電を受け、急いでボート屋に戻ると、まだ戻ってきていない様子。
上陸して待っていると、戻ってきた人から
「落水者が居る。」との情報が。
落水艇からその人が拾ってきたという脚立を見ると、
どこかで見たような……?
「話し方のイントネーションが違うから、地元の人じゃないっぽい。」とも。
ボート屋のおっちゃんも、「君の仲間ちゃうん?」と……
するとゲス師匠から携帯に写真が着弾。それがコチラ↓
※プライバシー保護の為目線を入れています。
おっちゃん曰く「朝落水に気を付けろ言うたんやけどなぁ……」
取り敢えず着替えを手に入れる為、ゲス号で近くのしまむらへ急行。
笑いながら変な服を持ってくるゲスをあしらいつつ、全身一式揃えて着替え。
ボート屋に戻り、カップ麺で体を温めていると、おもむろにストーブで乾かしていた防寒着を着込むmakoさん。
曰く
魚釣らないと損だけしに来た事になるから帰れないと……
その根性に感服しつつ再出撃。
しかし午後からは冷たい強風が吹き出し沈黙。最後まで粘るものの、無念のノーフィッシュ。
それでも7本上げた人もいるとか。仲間内ではハッシーさんが2本、ゲスが雷魚1本で終了でした。
ここからはマジメな話。
落水に至る経緯は以下の通りだそうです。
①椅子代わりの脚立に座った状態で、足元のペットボトルを取ろうとした。
↓
②バランスを崩して船が傾く。
↓
③一度耐えたものの、このままでは転覆すると判断し自ら落水。
全体的に浅い伊庭内湖とはいえ、落ちた場所は足が付かなかったそう。
そこでボートに掴まり助けを待ったそうです。
すぐにゲスや近くにいた人達が助けに来てくれて、ボートを浅い所まで曳航。
そこで乗り込み難を逃れたという流れ。
ボート屋に戻ってきた時、防寒着は水を含んで、脱がないと立ち上がれない程でした。
あの様子を見たら、とても泳いで岸に戻るなんて事は不可能と感じました。
後はライフジャケット。
勿論装着していましたが、何故か開いていませんでした。
本人曰く自動膨張式を購入したとの事ですが……
定期的な点検、ボンベの交換は大事だと改めて思いましたし、やはり膨張式より浮力体の方が確実だとも感じました。
幸い今回は笑い話で済みましたが、もし周りに人が居なかったら?風が強かったり悪天候だったら?
今回の件を教訓に、危険な遊びという事を改めて認識し、準備や装備を怠らない様気を付けたいと思います。