2020/3/14 伊庭内湖 後編

otama420

2020年04月01日 21:00

3/14伊庭内湖釣行記の続きです。

前編はこちら。


ゲスからの入電を受け、急いでボート屋に戻ると、まだ戻ってきていない様子。

上陸して待っていると、戻ってきた人から「落水者が居る。」との情報が。

落水艇からその人が拾ってきたという脚立を見ると、どこかで見たような……?

「話し方のイントネーションが違うから、地元の人じゃないっぽい。」とも。

ボート屋のおっちゃんも、「君の仲間ちゃうん?」と……

するとゲス師匠から携帯に写真が着弾。それがコチラ↓






















※プライバシー保護の為目線を入れています。

おっちゃん曰く「朝落水に気を付けろ言うたんやけどなぁ……」


取り敢えず着替えを手に入れる為、ゲス号で近くのしまむらへ急行。

笑いながら変な服を持ってくるゲスをあしらいつつ、全身一式揃えて着替え。


ボート屋に戻り、カップ麺で体を温めていると、おもむろにストーブで乾かしていた防寒着を着込むmakoさん。

曰く魚釣らないと損だけしに来た事になるから帰れないと……

その根性に感服しつつ再出撃。

しかし午後からは冷たい強風が吹き出し沈黙。最後まで粘るものの、無念のノーフィッシュ。

それでも7本上げた人もいるとか。仲間内ではハッシーさんが2本、ゲスが雷魚1本で終了でした。


ここからはマジメな話。


落水に至る経緯は以下の通りだそうです。

①椅子代わりの脚立に座った状態で、足元のペットボトルを取ろうとした。



②バランスを崩して船が傾く。



③一度耐えたものの、このままでは転覆すると判断し自ら落水。


全体的に浅い伊庭内湖とはいえ、落ちた場所は足が付かなかったそう。

そこでボートに掴まり助けを待ったそうです。

すぐにゲスや近くにいた人達が助けに来てくれて、ボートを浅い所まで曳航。

そこで乗り込み難を逃れたという流れ。


ボート屋に戻ってきた時、防寒着は水を含んで、脱がないと立ち上がれない程でした。

あの様子を見たら、とても泳いで岸に戻るなんて事は不可能と感じました。


後はライフジャケット。

勿論装着していましたが、何故か開いていませんでした。

本人曰く自動膨張式を購入したとの事ですが……

定期的な点検、ボンベの交換は大事だと改めて思いましたし、やはり膨張式より浮力体の方が確実だとも感じました。


幸い今回は笑い話で済みましたが、もし周りに人が居なかったら?風が強かったり悪天候だったら?

今回の件を教訓に、危険な遊びという事を改めて認識し、準備や装備を怠らない様気を付けたいと思います。







伊庭内湖でメガネとエクスプライド&SLXDCを釣り上げた方は御一報下さい。

場所は水車からもう少し上流に上がった水門沖辺りだそうです。
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